当院の職員1名に関し、新型コロナウイルス感染の事例が発生いたしましたので、お知らせします。
当該職員は当院に勤務する常勤看護職員です。

4月16日（木）出勤後に発熱を自覚し、この時点より、継続して自宅待機を行っております。
4月20日まで発熱があり、味覚異常も出現しましたが、21・22日と平熱に戻りました。当院にて22日にCT検査を行った結果、肺炎像が見つかりましたので、PCR検査を実施しました。23日、PCR検査陽性の報告がありました。発症前2日間は非番で出勤しておりません。

それ以前に濃厚接触した患者様はおりませんでした。濃厚接触者と判断される職員（医療職員計3名）は、2週間の自宅待機を行っています。院内での調査では、院内感染の可能性は非常に低いものと判断しております。
なお、院内では高頻度接触面の消毒を実施し、外来・病棟とも通常通りに診療を継続しております。

より一層登院者の健康チェック、消毒の強化、マスク・手袋など衛生器材の適切使用、職員同士や患者様との接触の低減など感染予防措置を厳格に行い、院内感染の防止に努めて参ります。

皆様にはご心配、ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

◎本件に関する連絡先
・患者様及び一般の方：榊原記念病院　患者様対応係　電話042-314-3111（代表）
・報道関係の方：榊原記念病院　経営企画室　広報担当　電話042-314-3111（代表）
※本件に関するご連絡は、平日の9時から16時にお願いいたします。

令和2年4月24日
日本心臓血圧研究振興会附属 榊原記念病院
院長　磯部 光章