2018.01.08
9月某日、Jリーグ・FC東京・オリィ研究所(http://orylab.com/)による試行で、患者さん本人には病室でOriHimeを操作してもらい、患者さんのお兄さんと弟さんの2人がOriHimeを抱き、味の素スタジアムにてサッカーの試合観戦をしていただきました。
OriHimeを操作する患者さんには、OriHimeが見ている映像や聞いている音声を受け取りながら、OriHimeの首や手を動かし、話しかけるなどの意思表示ができます。
病室からOriHime首や手を動かしながら会話をしたことで、スタジアム側にいる兄弟は「3人がスタジアムにいるような感覚でした」「一緒に見れて、やっぱ嬉しいです。拍手とかもできるし」と感動されていました。
今回の「身代わりロボット」OriHime試行を体験し、外に出れなかったり、動けない患者さんの身近なところまでロボットが迫ってきていると実感させられました。