Rehabilitation
リハビリテーション科は、次のような理念をもって、患者さんの社会復帰をサポートします。
理学療法士:19名、言語聴覚士:1名、公認心理師:2名(うち非常勤1名)、健康運動指導士1名 (2021年4月現在)
当院では、心臓手術後翌日または入院後超早期からリハビリテーションを開始し、早期退院・早期社会復帰を支援しています。退院後も運動療法を中心とした、包括的心臓リハビリテーションによる再発予防の支援を行っています。
集中治療室、一般病棟、小児病棟、外来部門にそれぞれ専従の理学療法士(Physical Therapist:PT)を配置し、患者さん個々の状態に応じた最適なリハビリテーションプログラムを提供しています。専従体制にすることで、各セクションにおける他職種とのコミュニケーションが円滑に行えるため、より良いチーム医療体制を構築することができます。
言語聴覚士(speech−language−hearing therapist:ST)は、「食べる」や「話す」ことの障害に対してリハビリテーション医療を提供するスタッフです。
心臓手術などの治療に伴う身体への負担や、入院に伴う安静機期間の影響により、「食べる」や「話す」能力に支障をきたす場合があります。当院ではそれらの症状の予防と早期回復のため、「食べる」「話す」能力の評価および治療を提供しています。
当院では心臓病と落ち込みや不安、抑うつ、ストレスの関連についての情報をお伝えし、こころの側面から心臓病の再発予防を支援しています。各種心理療法などを活用し、日常生活で避けられないストレスに対処する力も伸ばしていただけるよう、他職種と連携しながら一人ひとりのこころの状態に合わせたサポートを心がけています。
健康運動指導士は、主に外来リハビリテーションでのストレッチやエアロビクスダンス等の運動指導を行っています。退院後の患者さんが楽しく運動を実施し、日常の中で運動を継続できるようサポートしています。
※各保有資格についての問い合わせ先:042-314-3111(内線6770)まで