Clinical laboratory
心電図・負荷検査・超音波検査などの生理学的検査や検体検査を医師の指示のもと行い、検査結果データを作成して診断・治療に役立てることが、臨床検査科の役割です。検査の結果は、医師の診断や治療計画に反映されるため、とても重要です。
医師と密接に連携しながら、循環器専門病院として循環器に特化した知識と技術を活かし、迅速かつ質の高い検査を提供しています。
臨床検査技師 38名(常勤)、超音波検査士(循環器) 11名、血管診療技師 3名、心血管インターベンション認定技師 1名、心臓リハビリテーション指導士 1名
・心臓/頸動脈超音波検査 / 運動負荷超音波検査 (担当スタッフ18名)
生活習慣病や動悸・息切れに対するスクリーニング検査、虚血性心疾患・心臓弁膜症・心筋症・先天性心疾患に対する精査等、幅広く検査を行っています。また弁膜症・心筋症の重症度評価として、運動時の心臓超音波検査も実施しています。
・末梢血管超音波検査 (担当スタッフ6名)
動脈硬化による下肢の痛み、下肢のむくみに対するスクリーニング検査、静脈瘤、動脈瘤の治療前後の評価、精査等幅広く検査しています。動脈硬化の跛行距離を評価する近赤外線分光法の検査も実施しています。
・運動負荷心電図(トレッドミル/エルゴメーター)
労作性狭心症を疑うとき、また、不整脈、心筋梗塞治療後の経過をみるために、患者さんにベルトの上を歩いていただき、心電図・血圧等を確認する検査です。
・心肺負荷検査(CPX)
患者さんに心電図とマスクをつけていただき、運動中の酸素と二酸化炭素をみながら検査を行います。息切れや薬の効果を確認し、運動耐容能をみる検査です。
・ハイパーベンチレーション
・HUT試験
・起立負荷試験
・採血業務 ・安静時15誘導心電図 ・ホルター心電図 ・加算平均心電図(LP検査)・血圧脈波検査(ABI/PWV) ・肺機能検査 (術前検査)・核医学検査 ・脳波検査 ・簡易PSG/フルPSG ・血管内超音波検査(IVUS)・新生児聴力検査 ・輸血業務 ・検体検査(外部委託)
心エコー | 末梢血管エコー | 運動負荷心電図(TMT/CPX) | |
外来 | 10,647件 | 1,099件 | 410件/1,028件 |
入院 | 4,807件 | 691件 | 15/83件 |
・運動負荷 157件